さつまいもダイエット
「さつまいもダイエット」とは、昼か夜のどちらかの食事を「蒸したさつまいも」にして痩せるダイエット方法です。
さつまいもダイエットは、日常的に食物繊維が不足して、便秘になりやすい方に有効なダイエット方法と言えるかもしれません。
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さつまいもダイエットの方法
- 昼か夜のどちらかの食事を蒸した「さつまいも150g」に置換える。
- 栄養価の高い皮もそのまま食べる。
つまり、昼か夜どちらか１食をさつまいもに変えると言うことですね。
さつまいもダイエットの効果
さつまいものポリフェノールには、主に抗菌作用の高い「クロロゲン酸」が228mg／100g（平均値）含まれています。
これは、コーヒー1杯分のクロロゲン酸に匹敵する量だと言われています。
クロロゲン酸は、糖分の吸収をブロックする働きがあります。
更に、他の芋類にない成分の「ヤラピン」が含まれています。
さつまいもを切った時に見られる白い液体がヤラピンで、腸の働きを活発にして、便を促す効果があります。
食物繊維とヤラピンの相乗効果で、整腸効果が更にアップすると言われています。
焼き芋と蒸し芋、ご飯の栄養比較（五訂日本標準成分表より一部抜粋）
| 焼き芋（可食部） | 蒸し芋（可食部） | ご飯（精白米） | |
| エネルギー（kcal） | 163 | 131 | 168 |
| タンパク質（g） | 1.4 | 1.2 | 22.5 |
| 脂質（g） | 0.2 | 0.2 | 0.3 |
| 炭水化物（g） | 39.0 | 31.2 | 37.1 |
| 食物繊維（g） | 3.5 | 3.8 | 0.3 |
| カリウム（mg） | 540 | 490 | 29 |
| ビタミンE（mg） | 1.3 | 1.5 | Tr |
| ビタミンB2（mg） | 0.06 | 0.03 | 0.01 |
| ビタミンC（mg） | 23 | 20 | 0.3 |
その他に
- 1日分のビタミンEがさつまいも１本で摂取できる。
- 健康な皮膚や粘膜を作る作用であるビタミンB2が豊富。
- コラーゲン形成に必要は、ビタミンC保有量がリンゴの７倍。
- 多くの酵素を活性化させるカリウムが豊富。
などの栄養素のおかげでダイエット効果が得られると言われています。
確かに、低カロリー、低タンパク、食物繊維が豊富で、カリウムやビタミンも豊富と聞くと、効果があると思えます。
ただし、気になる点が…
ビタミンCは、体内に溜める事ができません。
タンパク質と一緒に摂る事で、タンパク質をコラーゲンに変えてくれる働きがあります。
さつまいもだけにすると、ビタミンCの効果は期待できません。
どの栄養素も、お互いに作用して効果がありますので、ちょっと疑問…
結果、
さつまいもダイエットは、低カロリーでも満腹感が得られ、整腸作用による宿弁の排除が期待できる！
と言うことじゃないんですか？
便秘気味には効果がありますが、１食をさつまいもだけにするのではなく、他の栄養素とバランス良く摂取するほうが、健康的な痩せ方が望めると思います。
便秘気味の方は試して見ても良いかもしれません。
もしチャレンジした方がいらっしゃったら、コメント下さい。
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